ゲスト：マキイ山荘通り店山口誠治さん【COMI×TEN by ザクロ屋】

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第1・3火曜日13:30～13:55 ON AIRのコミュニティラジオ天神 <COMI×TEN> FM77.7MHz では、毎回、素敵なゲストをお招きし、ナチュラルでオーガニックな食＆ライフスタイルの提案と内側からキレイになれる美や健康などさまざまな情報を番組の中でご紹介しています♪♪
2019年2月5日(火) 放送のCOMI×TEN (コミてん) のゲストには、こだわりのオーガニックショップ "マキイ山荘通り店" の食品チーフ山口誠治さんをゲストにお招きして、「良いハチミツの見分け方」についてお話していただきました。

ハチミツは、種類によって味が違う？！

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他のお店ではあまり見かけないこだわり商品をたくさん扱っているオーガニックショップ『マキイ山荘通り店』では、たくさんの種類のハチミツを取り扱っていますが、お店に行って、どのハチミツを選んだらいいのか？わからないことってありませんか？
実際、ハチミツの価格は、ハチミツの種類の違いはもちろんのこと、製造方法の違いも価格に大きく関係しているようです。
　　

代表的なハチミツの種類

世界に存在するハチミツの種類は、1000種類を超えると言われるほど実にたくさんの種類のハチミツがあるようです。
花の種類はもちろんのこと、産地や時期、気候によっても味も風味も変わってきます。
ここでは、一般的に知られるハチミツの種類とその違いについてご紹介したいと思います。

レンゲ

「ハチミツの王様」を言われる "レンゲのハチミツ" は、クセがなく、日本人には一番馴染みが深いハチミツです。
透き通った淡い色合いと、上品な甘さとコク、フローラルな香りが特徴で、他のハチミツに比べるとブドウ糖の割合が多いため結晶ができやすいことも特徴の1つです。
お料理の隠し味として、またお肉やお魚を柔らかくするためにもよく使われています。

アカシア

「ハチミツの王様」と言われるレンゲに対して、「ハチミツの女王」と呼ばれるアカシアは、果糖が多いため、気温が低い時でも固まりにくいのが特徴です。また、他のハチミツに比べると "血糖値" を上げにくいという研究結果もあり、マイルドな甘さが日本人には好まれているようです。

マヌカ

高い殺菌作用のあるマヌカハニーは、昔から万能薬として民間医療に使われていただけでなく、ビタミン、カリウム、カルシウム、鉄分など栄養価も高く、ニュージーランドでは医療機関などでも使われています。
腸内の悪玉菌の活動を抑制し、ピロリ菌や大腸菌、黄色ブドウ球菌など腸内細菌の殺菌に効果が期待できると言われ、濃厚でコクがあり、スパイシーな風味が特徴です。

百花蜜

百花蜜は、特定の花だけでなく、いろいろな種類の花から集められたハチミツです。
ミツバチの習性として、効率よく蜜を集めるために巣の周りにある１種類の花からだけ蜜を集めることが多いのですが、蜜の量が少なかったり、季節の変わり目などで花が途中でなくなってしまった場合に、他の種類の花から蜜を集め始めるのだそうです。そのため花の種類が特定できず、味や色合い、風味なども統一性がなく、産地や収穫時期によってハチミツの味や香り、色なども大きく変わってくるようです。

一生で、たった「ティースプーン１杯」？！

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ハチミツは、種類だけでなく、価格もさまざまで、中には驚くほど高価なハチミツもありますが、その違いはいったいどこにあるのでしょうか？
実際、１匹のハチが一生のうちに集められるハチミツの量が、たった「ティースプーン１杯」だと知ったら、ハチミツが高価な理由も理解できますね。
その上、糖度も巣に持ち帰った段階では、まだ40％ぐらいしかなく、水分量も70％ぐらいあるため水っぽいのだとか。そのため、ハチは花の蜜を巣に持ち帰ったあと、ハチの酵素で花の蜜を分解し、水分量が20％ぐらいになるまでずっと羽を羽ばたかせて余分な水分を飛ばし、蜜を熟成させ、やっとハチミツが完成するのだそうです。
　　

純粋ハチミツ

"純粋ハチミツ" と呼ばれるハチミツは、水分含有量が23%以下（海外では20%以下）で、ハチが作ったハチミツに何も混ぜていないものを "純粋ハチミツ” と呼ぶようです。

精製ハチミツ

"精製ハチミツ” と言われるものは、飲料に混ぜたり、料理に使ったりしやすいように、香りや色を取り除き、加工したハチミツのことです。加工されているため栄養素としては失われていることが多く、糖分としての役割しか果たさないようです。

加糖ハチミツ

ハチミツに果糖ブドウ糖液を加えたもので、ハチミツの含有率が全体の60%以上のものは、"加糖ハチミツ" と呼ばれています。

”純粋ハチミツ” は、どれも同じ？！

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"純粋ハチミツ" は、どれも同じ？かというと、実際は「コスト削減」や「生産効率」を上げるために、ハチが巣に持ち帰ったばかりで、まだ熟成しておらず、水分量も多いハチミツを採取し、人工的に加熱処理をして販売している "純粋ハチミツ” もあるようです。
加工の際、加熱処理をしているため、酵素やビタミンなど45度以上の熱で壊れてしまう栄養成分は失われていることが多いようです。

非加熱のハチミツ

非加熱のハチミツは、栄養成分が生きているだけでなく、毎日ハチミツをスプーン１杯舐めるだけで、さまざまな症状の改善が期待できるという研究発表もあるようです。
また、ハチミツの持つ抗酸化作用により、エイジングケにも効果が期待できると言われています。

低温で練り上げたハチミツ

非加熱ではありませんが、低温でじっくりと練り上げたクリーミーなハチミツもあり、じっくり時間をかけて練り上げながら結晶させているため、なめらかなやわらかい口どけのハチミツになるようです。

ハチミツの効果的な摂り方

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ハチミツには、疲労回復、殺菌、喉の痛み、咳止め、口内炎、二日酔い、花粉症などに効果が期待できるだけでなく、ダイエットや美容にも効果が期待できるようです。
食べるサプリメントと言われるほど、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノールなどさまざまな栄養素がバランスよく含まれています。
空腹時にそのまま食べるのが一番オススメの食べ方で、特に、体の細胞が修復される就寝前に摂取するのがベスト！のようです。
また、食べるだけでなく、パックやクレンジングなど美容にも利用でき、ハチミツの保湿力で荒れたお肌もしっとりとなるようです。